こちらは円筒形状、対流型の石油ストーブに用いられる天板付のストーブガードです。
昨年の冬はご購入者様の心ある計らいも手伝い、思いのほかご好評を頂きました。
そして、今年も秋が深まるにつれ、ぽつぽつとお問い合わせを頂いております。
こちらの商品につきましては今シーズンもお取扱いございます。
ただし、販売状況に変更が生じたため、「デラックス」のみの販売となります。
「スタンダード」は製造元の在庫分完売をもって廃番になりました。
丸型ストーブガードをお求めになられるお客様の多くはアラジンストーブやヴィンテージストーブにご利用される傾向がございます。
それゆえ立ち構えや趣が重要視され、ラウンドフォルムでインテリア性の高いスタンダードに人気が集まっていたのですが‥
お客様のニーズにお応えすることができず、誠に遺憾でなりません。
製造元は当初スタンダードを今シーズンも販売する意向を示しており、発注まで受けておきながら廃番を通告してこようとは‥何て不条理なのでしょうか。。
それ以来、悔しさの表れか、スタンダードが時々夢に出て参ります。笑
(おそらく廃番は以前から決まっており、誤って見積書に載せたのでしょう。)
製造元としましては需要の少なさを一番の理由に上げております。
もともと季節用品であるため流通期間が限られており、それに加えて分母の小さい商品ですから、止むを得ません。
なにより、製造元のホームページを拝見しても丸型ストーブガードがどこにも触れられていないことから、この商品における比重の低さが伺えます。。
事前にご予約を頂いておりましたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
この場を借りてあらためてお詫び申し上げます。
しかしながら、いつまでもスタンダードを引きずっていても廃番が覆るわけではございませんので、こうしてデラックスが製造されているだけでも幸いとし、普及に務めたいと思います。
そう、ないものはないのですから。
(あっ、すいません、つい‥苦笑)
下らない話はさておき、下記の参考画像をご覧ください。
天板は内径325mm、外形650mmです。
脚がスライドする構造になっており、地上から天板までの高さを475mm~800mmまで調節できます。
ここで使用されているストーブはカタログのモデル同様、コロナのSLシリーズです。
言わずと知れたアラジンストーブに合わせてみます。
するとどうでしょう、予想に反して見せる絶妙なバランスと存在感、ノスタルジーな雰囲気‥
一目惚れです。
アラジンストーブ特有のカラー(グリーン)との組み合わせ
こちらもしかり、互いに溶け合い、美しい佇まいを演出しております。
こうして見ていると、ストーブの上にやかんを置いて加湿したり、お鍋をことこと煮込んだり、天板の上でコーヒーやお茶、お弁当やおにぎりを保温したり‥妄想がふくらみ、ストーブを囲む暮らしの幅が広がりますね。
一方で本来ストーブガードに求められる安全面が少し気がかりです。
前述したスタンダードに比べれば安全性は断然高くなっておりますが、見ての通り必要最低限の保護しかございません。
小さなお子様をお持ちの親御様は過信せず、くれぐれもお子様から目を離さぬようご注意下さいませ。
なお、丸型ストーブガードは組立式になっております。
(ドライバーを使用し、数か所をビスで固定します。)
説明書に従えば誰でも完成できるレベルですが、特に女性の場合は万一に備えて頼れる方がいらっしゃれば幸いです。
また、こちらの商品は完璧に仕上げられた美品とは言いがたく、どことなく大雑把でざっくりした作りの印象がございまして、稀に天板から小さな塗装のムラや剥げ、溶接痕が見受けられます。
それにより、細かい箇所を気にされるお客様にはご購入を控えて頂いております。
あらかじめご了承下さいますよう宜しくお願いいたします。
通販をご希望されるお客様は、こちらよりお願いいいたします。
お問い合わせ
025-274-6541
nishidaya_taiheiten@yahoo.co.jp
上記アラジンストーブの撮影は東区の住宅街にひっそりと佇む癒しのカフェ「あわ」さんにご協力して頂きました。
エントランスから店内に至るまで全てに物語があり、時を忘れ、心を休めてくれる優しい空間です。
あわさん、厚かましいお願いを快く承諾して下さり、本当にありがとうございました。